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出資

出資による資金調達とは、ベンチャーキャピタル(VC)や個人投資家から出資を受け、事業を始めるもので、近年では、クラウドファンディングも利用されるようになっています。
多額の資金を調達したい場合や、事業の成果が出るまでに時間がかかるような場合に有効な手段です。

出資で得た資金そのものについては返済の必要はありませんが、出資は、融資とは異なり、「投資」ですので、出資者に対しては、出資した金額を超えるメリットを用意する必要があるため、事業計画の中身を作りこむ必要があることはもちろん、出資者に対してメリットを訴求する内容である必要があります。

ベンチャーキャピタル(VC)からの出資
VCからの出資が受けられれば、出資を受けている(=魅力的な事業計画である)ことをもって、第3者からも評価をされやすくなるほか、経営面でのアドバイスを受けられるなど、様々な利点があります。
一方で、出資の対価として、株式を提供するため、経営の自由度が下がる場合もあります。
クラウドファンディング
クラウドファンディングは、インターネット等を介して、不特定多数の人から、少額ずつ資金提供を行うものです。
メリットとしては、プロジェクトを公開し募集を行うため、宣伝効果・顧客獲得を兼ねられるということや、不特定多数の人から資金を集めることで、多額の資金を調達できるということです。
一方で、資金が集まる保証がなく、事業に必要な目標額に到達しない可能性があることや、プロジェクトを公開することで、アイデアが他者に盗用されるリスクなどのデメリットもあります。

このように、出資による資金調達には様々なメリット・デメリットがありますが、事業内容によっては、非常に有効な手段ですので、検討してみると良いでしょう。

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資金支援

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